労災保険とは、雇用保険とセットでくくられる「労働保険」のなかのひとつです。
労災保険は、働く本人が仕事中または通勤中に
ケガや病気、障害が出たり、万が一死亡してしまったときに
必要な給付がおこなわれる保険のことです。

保険料は、全額を雇用主（会社）が支払うことになっています。
会社側は、安全に働ける環境づくりの配慮から
全額の支払い義務があるわけです。

仕事中や勤務中に、何らかの災害や事故に遭遇した場合
会社はその被害に対して補償する必要があります。
そういった事態に備えるための保険です。

「日本の労災は世界一」とまで言う社会保険労務士さんがいるほどに
この労災保険というものは、非常に充実した内容となっています。
通院の際の治療費はもちろん、仕事ができなくなった場合は「休業給付」
そして、1年6か月を経過しても、まだ復帰できないときには「疾病年金」
といった補償もあり、引き続き制度が利用できる手厚さもあります。

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