コラム

防水工事の方法とは?

2019.07.20

防水工事の方法は、大きく2つの方法があります。1つ目が密着工法と言われるもので、防水層と言われる部分を下地の部分に密着させることで防水効果を得ることができるというものです。

比較的短期間で工事を終えることができる方法ですが、維持管理を正しく行われないとひび割れなどが起こりやすいというデメリットな部分があります。

2つ目は、絶縁工法と言われるもので下地部分に防水層をあえて密着させるようなことは行わず、空気層を設けることで防水効果を得ることができるという工事です。

この工事の場合、コストが高めではあるものの下地に何らかの影響を与えることがないため、維持管理費を抑えることができるというメリットがあります。

どちらの方法が防水工事として適しているのかは、防水工事を行う建造物によって違いがありますので、適切な方法で防水工事を行うことが大切です。

また防水工事で用いられる材質には、アスファルトや塩ビシート、ゴムシート、塗膜などいくつか種類があるので、防水工事が行われる場合は、どの材質が建造物にマッチするのかを確認し、メリットデメリットを正しく理解したうえで選択して行うようにすると失敗したということがありません。